wifi6、IPoE対応ルーターで安価だった「WSR-1800AX4S」
こちらのルーターに変えたところ、wifiが切断さる事象が発生しました。購入後にSSIDとパスワードの変更、それとチャンネル変更しかイジっていませんでしたので、本腰入れて設定を見直しました。その内容設定手順を記録します。
バッファロールーター|使用環境と不具合内容
※1初期設定は【AUTO】に設定されています。
【AUTO】のままだと「Internet 回線判別中」となったまま接続ができなくなったり、突然接続がきれたりします。【MANUAL】に切り替え、設定を行いましょう。
以下の設定方法は、ルーター本体を【MANUAL】の状態で行います。
バッファロールーター側で行った対策
ルーター設定のために、バッファローのアカウントにログイン
step
1ブラウザを開く
Internet ExplorerやChrome等のブラウザを開く
step
2「192.168.11.1」と入力
画面の上部アドレスバー(httpやページのタイトルが表示される部分)に「192.168.11.1」と入力する
step
3ログイン
ユーザー名、パスワードを入力しログイン※2
※2バッファローのユーザー名、パスワードはルーターを購入したときに付いてきます。
ログインしましたら、以下の操作でルーターの現在の設定内容を確認します。
【詳細設定】➡左側の項目の一番下の【ステータス】➡【システム】の項目を選択します。この画面で管理人が確認した項目は、以下の箇所です。
- 【IPアドレス取得方法】➡「インターネット@スタートを行う」になっていた(初期状態のまま)
- 【IPV6接続方法】➡「インターネット@スタートを行う」になっていた(初期状態のまま)
※Internet側の回線種別を探索し、インターネット接続が完了するまでの設定を自動的に行うモードです。「インターネット@スタートを行う」の自動回線判別機能は、PPPoE,DHCPのいずれかの方式を採用している回線に対してのみ有効に機能します。
引用|バッファロー
つまりは「インターネット@スタートを行う」とは、おまかせモードのことです。このおまかせモードでは接続が不安定ですので、安定するように手動で設定を行います。
インターネット接続を手動で設定する
バッファロー詳細設定の【Internet】➡【Internet】➡【IPアドレス取得方法】を『OCNバーチャルコネクトを使用する』※3を選択し、【設定】をクリックします。
※3【IPアドレス取得方法】の選択は、ご使用のプロバイダーや回線によって異なります。ご使用のプランに適応したものを選んでください。この記事ではOCNのIPoE回線を利用したい場合の設定です。
NTT東日本・西日本が提供するIPoEに対応した「フレッツ 光ネクスト」ならびに光コラボレーション回線を、事業者さまの独自ブランドでIPoE方式のインターネット接続サービス。
IPアドレス取得方法の変更だけではまだ接続されませんでしたで、「NDプロキシ」を設定します。
【Internet】➡【IPv6接続方法】➡『NDプロキシを使用する』を選択し、【設定】をクリックします。
「NDプロキシ」とは、IPv6通信を行うに当たってのセキュリティ機能の一つです。
NDプロキシ機能は以下の動作を行います:
– 「IPv6パススルー」機能同様にWAN側/LAN側のIPv6アドレスを同一プレフィクスで利用できます。
– WAN側ポートとLAN側ポートの間での通信に対し、ルーターと同様の設定でフィルター動作を行う事で、セキュリティーを確保する事が可能となります。
引用|バッファロー
それでも改善しない
これで解決!と思いましたが、インターネットランプは消灯したまま、『現在の状況を表示』をクリックしても改善しません。ルーターの電源を落とし、再起動させてもダメでした。
絶望した!
このままでは愛してやまない銀魂の配信が見れないだけでなく、アレクサもスマートリモコンも使えず不便です。
仕方がないのでIPoEは諦め、PPPoEへ切り替えることにしました。
IPoEを諦め、PPPoEの設定をする
認証IDと認証パスワードを確認する
PPPoEの設定には、プロバイダーのインターネット接続に必要な認証IDと認証パスワードが必要です。OCNの場合マイページから確認できます。こちらご参照ください。
インターネット接続用のID・パスワードをOCN マイページから確認する手続き | NTT Com お客さまサポート
それ以外のプロバイダーの方は、以下表にてご確認ください。
引用|接続先ユーザー名、接続先パスワードには何を入力すればよいですか/プロバイダー情報の入力例 | バッファロー
PPPoEの設定
【Internet】➡【Internet】➡IPアドレス取得方法で【PPPoEクライアント機能を使用する】 を選択し、【設定】ボタンクリック
設定が完了し、元の画面にもどったら、以下の操作をします。
【internet】➡【PPPoE】➡【接続先の編集】をクリック➡【PPPoE接続先No.1の新規追加】が表示されているか確認。
確認したら、下記3点の入力をします。
- 接続先名称(任意のもので結構ですが、英数字のみ。漢字やひらがな等は使えません)
- 接続先ユーザ名(プロバイダが発行しているインターネット接続用のID)
- 接続先パスワード(プロバイダが発行しているインターネット接続用のパスワード)
- サービス名は空欄で大丈夫です。
入力後、画面下部の【新規追加】をクリックします。
PPPoEの設定をしましたところ、インターネットランプは点灯し、各デバイスもwifi接続しました。
OCN|正直、PPPoE接続でも不便のないインターネット環境
OCNのIPoE(OCNバーチャルコネクト)の利用ができないので、PPPoE接続で応急処置をしました。
上記の設定の後、OCN | 接続環境確認を行いました。
当然、IPv4の接続はPPPoEになっています。速度は日中も夜もほぼ変わらず、安定しています。
管理人は重い作業はしませんので、全然快適にネットライフを送れています。以前のルーターは5年前のモデルで、速度は頑張って130Mbpsほどでしたので、例えIPoE接続できていなくても、ルーターを買い替えたメリットはありました。
PPPoEとIPoEについては、こちらをご参照ください。
IPoE接続をしたいから、問い合わせてみた
しかしながらこれはとりあえずの応急処置であり、本来IPoEを利用したくてルーターを買い換えたのに、結局PPPoEに頼るのは、性格の悪い管理人は納得がいきませんでした。
IPoE接続でインターネットランプが消灯し、回線が切れてしまうのはバッファローのルーターの問題なのかOCNの問題なのか、管理人の問題なのか、インターネット接続素人の管理人には、もうお手上げでした。調べても解決に繋がりそうな情報はみつけられませんでした。
こうなったら、大手企業さまへお尋ねするしかありません。
バッファロー側からの回答
バッファローからの回答は以下のものでした。
恐れ入りますが現在の状態であればプロバイダー様のIPv6通信に障害が発生ている可能性がございます。
恐れ入りますが再度OCN様にIPv4であれば問題無いがIPv6にするとインターネットが出来なくなってしまう旨をお伝えいただきOCN様側で改善していただいた後も同じ事象が発生するもしくはIPv4設定でも同じ事象が発生すると言う事であれば再度弊社にご相談頂ければ幸いです。
OCN側の回答
OCNからの回答は以下のものでした。
お知らせいただきました情報から確認したところ、お客さまのご契約ではNTT製機器()の配下に市販のOCNバーチャルコネクト対応ルーターを繋いで、OCNのIPoE(IPv4 over IPv6)をご利用いただけます。
PPPoE接続できるが、OCNバーチャルコネクトの設定をすると接続できない場合は、光回線やプロバイダのOCNではなく、バッファローのルーター「WSR-1800AX4S」側に何らかの原因があると考えられます。
すでにバッファローへお問い合わせをしたことをお知らせいただき恐縮ですが、ルーターの設定に問題ないかや動作正常性確認について今一度、バッファローへご相談いただきますようお願いいたします。
企業同士で擦り付けあわれてもなぁ
結局、バッファロールーターを交換してもらうことにしました
とりあえずバッファロー側へ、OCNが御社のルーターを疑えと言ってるよって報告したところ『ファームウェアをアプデして』と返信が。
正直それで治るとも思えなかったが、一応従いました。しかしやはり回復せず。改めて交換要請しました。
バッファロールーターの交換については、こちらご参照ください。
結局はバッファロールーターの初期不良で、新しいルーターに交換したら、IPoE接続できるようになりました。そのことも、以下の記事にまとめています。
バッファロールーター WSR-1800AX4Sのwifi接続が切れる丨インターネットランプ消灯の原因|OCN
wifi6、IPoE対応ルーターで安価だった「WSR-1800AX4S」 こちらのルーターに変えたところ、wifiが切断さる事象が発生しました。購入後にSSIDとパスワードの変更、それとチャンネル変更 ...
以上の設定内容が参考になりましたら幸いです。