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スイッチボットスイッチの電池CR2を、充電池タイプに変えてみた

SwitchBot(スイッチボット)スイッチの電池がなくなったので、安物充電池に変更してみました。

その使用感の報告です。

SwitchBot(スイッチボット)スイッチに使われている電池

スイッチボットスイッチの電池は、CR2というリチウム電池(3V)です。

スイッチボットスイッチを購入すれば、パナソニック製のCR2が一つ付属されます。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

パナソニック製のCR2は使い捨てタイプです。こちらは2個セットで900円程、4個セットですと1500円程で販売されています。

パナソニック製同商品の並行輸入品の場合ですと、4本で1200円程であります。こちらのほうがお得です。

「並行輸入品」とは、海外メーカーの日本支社や輸入販売契約を結んだ正規の代理店等を通じて日本に輸入される「正規輸入品」とは異なるルートで輸入されたものです。

アルカリ電池に比べますと、リチウム電池はややお高めな価格設定となっています。

SwitchBot(スイッチボット)スイッチの電池はどれほど持つのか

スイッチボット公式サイトでは、スイッチの電池はパナソニック製品の場合、最大持続時間600日とアナウンスされています。

しかしながら管理人の場合、パナソニック製電池利用で、スイッチ2台とも1年ほどで電圧は尽きてしまいました

うち1つは途中で使わなくなり、半年近く放置していたのですがそれでも放電はされます。

利用頻度としては、一日に多くて10回程度でした。スイッチボット公式サイトよりも余裕を持った電池準備が必要であると感じます。

SwitchBot(スイッチボット)スイッチ電池切れの合図

スイッチボットスイッチが反応しなくなったら、SwitchBotアプリをご確認ください。

該当スイッチをタップ>「ファームウェア&バッテリー」を開くと、電池残量が表示されます。

スイッチを作動させるほどの電圧がなければ、スイッチとアプリが接続できなくなり、以下のような表示になります。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

スイッチが反応しない場合は、まずは電池の残量を疑ってください。

CR2の充電池を買ってみた

今回スイッチボットスイッチ用に購入したCR2充電池はこちらです。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

見たこともないメーカーでしたが、口コミも悪くはなかったので完全自己責任で試してみることにしました。

お値段はCR2充電池2本と、充電器1台で約1,500円です。

電圧は3Vと、パナソニック製品と同等です。

こちらの充電池の公称容量は300mAhと、パナソニック製品の850mAhと比べると半分以下です。

よって充電池を利用する場合は、確実にパナソニック製電池よりも電池交換頻度は高くなります。

こちらの充電池がパナソニックCR2(並行輸入品)よりお得になるのは、2.5年以上使い続けることが条件となります。(スイッチボットスイッチ1台運用の場合。複数台ならば2.5年÷台数で算出)

充電器にはプラグは無く、USBケーブルが付属されています。USB-C電源アダプターは各自準備する必要がありますのでご注意ください

使い方は簡単で、CR2充電池を充電器にセットして、コンセントにつなぐだけ。

赤ランプが充電中で、緑ランプになれば充電完了です。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

SwitchBot(スイッチボット)スイッチの電池交換方法

いざスイッチボットスイッチにCR2充電池にセット。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

スイッチボットスイッチは、壁に貼り付けた状態のまま電池交換ができます。

サイドの溝から、上の蓋をパカッと外しましょう。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

電池を入れ、スイッチボットアプリを確認しますと、電池満タンで即反映されました。

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

試しに稼働させてみても、問題ありませんでした。

なぜリチウム電池?アルカリ電池ではだめなの?

スイッチボットスイッチの電池を充電池タイプに変えてみた

リチウム電池は単四等のアルカリ電池に比べ、小型な上に電気容量が大きいという特徴があります

高性能アルカリ電池と比較しても、同じ容積なら2.5倍以上、同じ重さならば3倍以上の電気容量です。

リチウム電池の購入価格はアルカリ電池よりもお高いですが、コストパフォーマンスが悪いということではありません。

しかしながら、リチウム電池にはある問題があります。それは「電池残量表示」問題です。

スイッチの電池残量はSwitchBotアプリから確認ができます。
リチウム電池の電池残量検出は、電池が消耗すると電圧が低下するという特性を利用して判定しています。

電池は新品のときは高い電圧で出力されていて、電池が消耗していくと徐々に電圧は低下していき、最終的に電圧がなくなって使えなくなるという仕組みです。

リチウム電池という系統の特徴として、一定までは安定した電圧が出力されますが、電池寿命手前ストンと使えなくなってしまうのです。
これは使用できなくなるギリギリまで高い電圧を保ってくれるので、リチウム電池の特性は無駄のない優秀な特性であると言えます。

セサミサイクルレビュー
セサミ公式サイトより引用

しかしながら、このリチウム電池の優秀な特性が、電池の消耗度を検出するのに不利な点となっているのです。
図のように、寿命の直前で電圧が急降下してしまうため、電圧の低下を検出できたときにはすでに、スイッチボットスイッチを動作させられないこともあります。

「電池残量100%だったのに、急に30%なった」

このような自体に備えて、CR2を常備しておくことをおすすめします。

CR2リチウム電池は100均にある?

スイッチボットスイッチの電池は、100均には取り扱いありません。

ネットショップを利用するか家電量販店、店舗によってはコンビニにもありますので、ご都合の良いところで購入しましょう。

まとめ

充電池タイプのCR2リチウム電池で、問題なくスイッチボットスイッチ活動しています。

エコにも節約にもなりますので、スイッチボットスイッチは長く使う予定の方は、充電式もご検討してみてください!

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