フリマアプリで私物を販売しているときの問題「発送方法はどうするか」
クロネコヤマトとの提携である匿名便を利用している人も多いことでしょう。
しかし厚みを測った時に、ギリギリ3cmでネコポスでいけるかな?となるときありませんか?
そのようなときによく言われているのが、「ヤマト営業所で測ってもらえば確実」という話。
某質問ボックスにも、以下のような回答があります。
質問
ヤマト営業所ではサイズだけ測りに行くことは可能ですか? メルカリ便のネコポスで送りたいのですが、サイズが微妙です。ヤマトで測ってもらってもし大丈夫だったらそのまま発送、駄目だったら一度持ち帰るというのはできるのでしょうか
回答
大丈夫ですよ。 確実な方法だと思います
結論から言いますと、これは「嘘」であると、ヤマト営業所で言われました。
今回はそのときのおはなしを共有します。
ヤマト営業所で、ネコポス手続きをしたときのはなし
管理人はギリギリ3cmいけるか微妙な荷物発送は、ヤマト営業所か確実という情報を信じて、近所のPUDOステーションをスルーし、ヤマト営業所に行き、発送手続きをしてもらいました。
しかしながら、スケール(暑さ測定定規)を通してもらった時、係りの方が「ん〜大丈夫だと思うんですけど、配達の方で押し込んで(スケールに)通さないと宅配便になるかもしれません」
な ん で す と ?
「営業所で確定ではないのですか?」
「はい、配達作業場でサイズオーバーみなされれば、料金が変更される可能性あります。」
とんでも事実が発覚した瞬間でした。
ヤマトはネコポスから宅配便に変更になっても、戻ってこない
クロネコヤマトの場合、ネコポスで発送手続きをし、宅配便に変更されたとしても、依頼主には荷物は戻ってきません。
取引画面が、ネコポス料金から、宅配便料金に変更されてはじめて、依頼主は宅配便に変更になったことを知ります。
そして、宅配便差し止めをすることも不可能です。
ちなみに、日本郵政が提供している「ゆうパケット」も、サイズオーバー時は戻ってくることなく、ゆうパック料金に自動に更新されます。
詳細は、後述します。
ネコポスから宅配便に変更になった時の発生差額
各フリマアプリにて、ネコポスから宅配便60サイズに変更になった時の発生差額は以下のようになります。
- メルカリ▶ネコポス210円−60サイズ宅配便750円=−540円
- ラクマ▶ネコポス200円−60サイズ宅配便800円=−600円
- ペイペイフリマ▶ネコポス170円−700円=−530円
以上のように、ワンコイン以上の差額請求が発生します。
300円で販売した商品で、このようなことが起こったら、とんでもな損害です。
ヤマト営業所での手続きは無意味なのか?
結局、ヤマト営業所から発送手続きをしたとしても、料金変更される可能性はあるということがわかりました。
ただ、管理人の場合、受付の人から「このくらいならきっと大丈夫ですよ」と、一応の目安を言われました。
そして、その荷物は無事にネコポス料金で発送確定していました。
不安な場合は、ヤマト営業所で係の人に相談するということは有効だと思います。
ネコポス発送は厳しい場合の対処法
営業所で相談しても、ネコポスサイズではギリギリ難しいと言われた場合の対処法は、以下のようになります。
メルカリ
- 宅急便コンパクト(専用箱70円+送料450円)に変更に
- ゆうパケットポスト(215円)に変更(理由後述します)
- 購入者に普通郵便への配送変更の同意を得て、宛先住所と名前を教えてもらう
ラクマ
- 宅急便コンパクト(専用箱70円+送料530円)に変更
- 購入者に普通郵便への配送変更の同意を得て、宛先住所と名前を教えてもらう
- ※ゆうパケットポストへの変更ラクマシステム上不可
ペイペイフリマ
- 宅急便コンパクト(専用箱70円+送料380円)に変更
- ※ゆうパケットポストへの変更はペイペイフリマシステム上不可
まとめ
メルカリは、他のフリマアプリよりも配送方法の変更が自由に効きますことが強みです。
- ゆうゆうメルカリ便⇔らくらくメルカリ便
- 普通郵便→メルカリ便
などが、メルカリでは可能です。
ペイペイフリマやラクマも、このような対応できると良いのですが。
きわどい商品は、ゆうパケットポストでポスト投函して送ろう!
ゆうパケットポストは、ヤマトよりも厚み測定が緩いです。
ゆうパケットポストの場合、3cmを少し超えても、一般的な郵便ポストに入れば差出可能なためです。
ただし、幅、長さの規格はありますのでその点は注意してください。
3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、かつ、郵便ポストに投かん可能なもの(重さ2kg以下)
縦・横が14cm×9cm以上
(円筒形状の場合は、長さ14cm以上、直径3cm以上)
引用参考 ゆうパケットポスト
管理人も、厚みがきわどい商品はゆうパケットポストでいつも送っているのですが、今回は誤ってヤマトで設定していまい、しかもペイペイフリマでしたので、配送業者変更もできませんでした。
しかし、新事実がわかり、ブログのネタになったので結果オーライということで。
コンビニ・スマリ発送したゆうパケットは、サイズオーバーでは戻ってこないから注意
昔はコンビニから発送したゆうパケットのうち、サイズオーバーした場合は依頼主に返送されていたました。
しかしながら今は、サイズオーバーしたうゆうパケットは自動でゆうパック60扱いで配送され、超過料金が発生するようになりました。
対策方法
郵便局の窓口から発送の場合、その場でサイズを測定してもらえます。サイズオーバーしている場合は、窓口にて指摘されます。
規定サイズ以内に梱包し直せばゆうパケットとして受理されますし、そのまま発送を依頼するとゆうパックとして扱われてサイズ超過料金が適用されます。
指摘無しに勝手にゆうパック扱いにされることはありませんこと、郵便局窓口で聞いて確認済です。
まとめ
3㎝ギリギリの郵便物は、ゆうパケットポスト、もしくは、ゆうパケットを郵便局窓口で発送するのが確実です。
ネコポスは営業所発送であっても注意が必要ですので、ご留意ください。
いまや無人発送が当たり前のようにできる、大変便利な匿名便発送。
しかし、情報を鵜呑みにせず、疑問に感じたり、不明瞭だと思う方は、一度公式に問うほうが確実です。