「セサミ」という商品で自宅をスマートロックにしました。
玄関に設置するスマートロック「セサミ」のレビューはこちらご参照ください。
そんなセサミを購入しますと付属してくる「NFCタグ」。
こちらを使えば、セサミアプリを立ち上げなくてもスマホをかざすだけで鍵の開閉が可能になります。
我が家も早速導入したのですが、NFCタグはコツをつかまないと上手く動作しませんでしたので、そのコツをご紹介します。
今回ご紹介する方法の環境
- セサミ(3)
- wifiモジュールあり
- iPhone
- NFCタグ
以上の環境下でNFCタグの反応が悪いときに確認してほしいことをご紹介します。
前提1:NFC対応機種かの確認
念のために、ご自身のスマートフォンがNFC対応化をご確認ください。
iPhoneシリーズの場合、NFCタグを読み取るNFCリーダーを利用できるのは、2016年9月に発売されたiPhone7以降の機種です。
Androidデバイスですと、iPhoneよりも早い段階でNFCリーダー機能搭載モデルが販売されています。ご自身の機種で「NFCリーダー」と検索をかけて、対応しているかをご確認ください。
前提2:セサミ×NFCタグの設定をする
セサミでNFCタグを使う場合には、事前設定が必要です。
設定をしていなければ、どんなにスマホをかざしても、うんともすんともいいません。
決して難しくないので、ちゃちゃっと設定しましょう。
iPhoneでの設定はこちらご覧ください。
Androidでの設定はこちらご覧ください。
画面のスリープ解錠・ロック解除が必要
iPhoneの場合、NFCタグを読み取るにはパスワードロック解除が必要です。
スリープ解錠して顔認証で解除した上でNFCタグを読み込む必要があります。
Androidの場合も同様、スリープ状態やパスワードロック状態でNFCタグを使うことはできないので、事前解除が必要です。
このパスワードロック解除してからのNFCの読み込み動作を、やや面倒にも思われる方も多いと思います。
どうせiPhone解除するのでしたら、ホーム画面にセサミアプリをウィジェット追加して、そこから操作してもよいと思いますよね。
ここはその時の状況でご判断ください。
ちなみに、NFC読み込み時はホーム画面にする必要はありません。ロック解除状態であれば大丈夫です。
スマートフォンのNFC読み込み場所の確認
NFCタグと、スマホのNFCタグ読み込み位置をぴったりとくっつけてください。
機種によりNFC読み込み場所が違いますので、必ず確認してください。
iPhoneは背面上部のカメラ付近、Androidは背面中央の機種が多いです。
きちんと合っていれば3〜5秒で開きます。
そう、NFCタグの読み込みには案外時間かかるのです。開くまではスマホを動かさずに、じっと待ってください。
NFCはFeliCaの仲間ではありますが、FeliCaほどの処理速度はありませんのでSuicaのようなスムーズさの期待は禁物です。
正直、セサミアプリからの操作のほうが反応は早いので、ここは自分にあった方法をご選択ください。↓NFCタグでの解錠動画
NFCタグの設置場所を見直す
NFCタグを使う際には注意点があり、金属部分に貼ると、影響を受けて動作しにくくなるデメリットがあります。
アルミやステンレス・鋼板(スチール)など、玄関も現在は金属製の材質が主流となっています。
このような材質の玄関扉にNFCタグを貼っていますと、反応が悪くなることが多々あります。
金属製のドアにNFCタグを貼りたい場合は、電磁波干渉防止シートをNFCタグとドアの間にかませることで解決します。
作り方は簡単で、NFCタグを電磁波干渉防止シートに貼り付け、NFCタグに沿ってシートをやや大きめに切り、あとは両面テープで玄関に貼り付けます。
賃貸などで両面テープの粘着痕が気になる場合は、マスキングテープを使用してください。
玄関⇔マスキングテープ⇔両面テープ⇔電磁波干渉防止シート⇔NFCタグ
ついでに、この鍵マーク、可愛いのですがの絵柄が目たち過ぎてちょっとアレなので、さらに上にマスキングテープを貼り隠しました。
セサミ付属のNFCタグの応用
NFCタグはセサミに特化したものではありません。
NFCタグとは、NFC機能を持つICチップが埋め込まれたタグです。NFC搭載のスマホをかざすことで、タグに設定したタスクを実行することができます。
例えば、NFCタグに「電気とテレビとエアコンをオンにする」と設定しておくと、帰宅時にそのNFCタグにスマホをかざすことで、設定した家電操作を一括で行うことができます。
ご自宅にスマートリモコン(SwitchBotやNature Remo)があるのでしたら、今回セサミに付属したNFCタグを使っての家電操作も可能です。
NFCタグにセサミの解錠と、スマートリモコンの電気をつけるを設定することで、スマホをかざして玄関を開けると部屋の電気も付いているということもできて便利です。
面倒な操作を自動化することができるNFCタグ。管理人もNFCタグを使って、スマホからPCを立ち上げたり、家電操作をしています。
カスタマイズが可能なNFCタグ、ぜひライフスタイルに合わせた設定をみつけてください。
またNFCタグは市販のもので代用できます。一枚約100円とお求めやすいです。
剝がれてしまったり紛失した場合は、市販のNFCタグをお求めください。
NFCタグは、Apple Watchでは使えない
iPhoneをかざせば、オートメーションを利用して利用できるようになるNFCタグ。
NFCの読み取り機能はApple Watchにもついています。しかしながら、現時点Apple Watchでは、任意のNFCタグを使ったオートメーション機能は利用できません。
Apple Watchでセサミを解錠・施錠するには、セサミアプリからの操作が必要です。
セサミアプリのショートカットは利用可能ですが、ショートカットからでは動作が遅いので、アプリで直接操作しています。
Apple WatchでもNFCタグ操作ができるようになれば、絶対に便利になることでしょう。
NFCタグは家電操作で使っているひとも多いです。管理人もその一人。
わざわざスマホを持たずとも、Apple Watchでかざして操作できればと日々感じています。
ぜひとも、watchOSのアップデートで対応してほしいですね。
まとめ
NFCタグに慣れていないと、つまずいてしますところをご紹介しました。
セサミのNFCタグを使って、自分のライフスタイルに合ったより良い設定を見つけてQOLを上げましょう。
セサミサイクルのレビューはこちら
玄関に設置するスマートロック「セサミ」のレビューは、こちらご参照ください。